花が枯れたのを見て、
摘んでこなきゃよかったのに、って思う。
犬が死んだのを見て、
拾ってこなきゃよっかたのに、って思う。
ぬいぐるみが壊れたのを見て、
買わなきゃよっかたのに、って思う。
人が別れたのを見て、
付き合わなきゃよかったのに、って思う。
オワリがくるのを知っていて、
なんで人はハジマリを探すのだろう。
それは、
花に水をあげたのにも、
犬と一緒に散歩したのも、
ぬいぐるみを抱えたのも、
大好きな人と手をつないだのも、
きっと、きっと、自分にとって意味があったから。
だからこうして、今を歩いている。
宇宙も、地球も、日本も、あたしも、
全部、偶然が重なったから在るだけだけど、
明日を笑うか泣くかは、自分が決める。
明日の意味は自分でつくる。
とりあえず、明日笑うために、
今はレポートかかなきゃね。